かわりゆく風景 ~後楽園のまがりかど ― 2006年02月08日 10:56

なくなるのを知っていたら昨年末のクリスマスに迷ったとき記念に入っておけばよかった。レイモンド・ブリッグズのスノーマンのブランケットがついたセットに惹かれてKFCを覗きこんだけれど、迷って辞めた。
もっとも閉店記念に来店したって何も変わらない、感傷に酔うハタ目に気持ち悪い時間が流れるだけですけどね。自分の場合、感傷にもならない馬鹿な思い出しかありません。オマケ目当てとかポイントカードとか(苦笑)。
そういえば昨年の今頃もこんな風な気分を味わいました。
後楽園の奥にそびえる大きなアナログ時計が止まり、いつになったら修理されるのか気にしていたら年明けの一月にデジタル時計につけかえられていた。
風景はいつまでも同じように保存できない、もちろん何でもそうなのだけど変化を感じると胸の奥で何かがうごめく。
自分もいつか風景と同じように消え、そして次の日も世界は回る。そんなあたり前をつきつけられるようで居心地が悪い。
アナログの大時計はなくなったけれど自分はアナログで時を刻むことを続けようと思う。
そういえば町の真ん中で時を刻む花時計をネタにした漫画が自分のデビゅー作だったなぁ。あれからもう18年ですよ。
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