Bendable/ワイリー・コヨーテ(1988)&振り返り ― 2008年06月11日 17:09
正直な感想、そんなにイイ顔してるとも思わなかったので後回しというか、気が向いたら買おうという程度の品だったのですが、セール期間と聞いて手を伸ばしてしまいました。(“安物買いの銭失い”と言いたければ、言えばいいさ!)
彼が我が家の来たおかげで、70年代(向かって左)、今回の80年代、そして1993年にタイコーから発売されたのを買ったのと3つになり、時代別に並べて楽しめるようになりました。
時代ごとに立体としての捉え方、性格描写にも差を感じられて面白いです。
70年代は正に“腹ペコ・コヨーテ”と言った面持ち。体格の貧弱さと、毛並みのぼさぼさした感じが、つたないながら表したいムードは十二分に伝わってきます。
88年版は無難に、ディテールを作りこめる技量が備わった分、表面上に走ってしまっているような印象。目隈取のような塗り分けも、“手をかけた”部分でしょう。でも迫力重視の分、表面的な迫力だけで終わっている印象。
93年版は“マッチョ”。正確な立体表現が出来るようになった分、安定感はバッチシ。ビデオパッケージでよく見るエアブラシ処理の絵がきれい過ぎて面白味が欠けてしまうのと同じく、安定しすぎで面白みにかける印象。
どれも一長一短ともいうべき(個人的)感覚。
……かくしてコレクションは、またひとつ増えるのであった。
……補足。
今までのエントリーで紹介しているのかと思っていたら、“尻尾”しか写っていなかったので、今回紹介。93年にコヨーテと同時にタイコー社(Tyco)からリリースされたロードランナー。細長いフォルムがクネクネ人形にピッタリはまってます。人口過多なコヨーテに囲まれて飾られています。
[2008/06/18追記]
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