ウルトラマン怪獣指人形20年の歴史 ― 2009年11月10日 15:43
(カプセル販売「ウルトラマン倶楽部」はパート10の予告までは確認。食玩「ウルトラマンとその仲間」(1990~)は通し弾の表示がないので不明。)
カプセルや食玩での販売が消え、バンダイからリリースされなくなった指人形はいつしかウルトラマンフェスティバルなどのイベント販売が始まり、YUTAKA/丸越のフックトイ、アミューズメントゲームの景品用(BANPRESTリリース)、人形すくいや円谷直営店での“ザラザラ売り”の名物商品になりました。
前後しますが、94年後楽園プリズムホールで開催されたウルトラマンフェスティバルで新作「ウルトラマンパワード」のフィーチャーにあわせ同キャラクターの新作指人形がリリース。以降、新作毎とイベントを大きな節目としてラインナップが追加(時にリタイアで整理)され、発売19年を経ても新商品が追加され一大コレクションへと成長、ファンに愛され続けている。
また、コレクターには頭の痛い限定品やバージョン違いも多い商品。98年のウルフェスを皮切りにイベントや映画などいろいろな機会、キャンペーンで“限定”版がリリースされ、振り回されることが多くなった。(手踊り人形より小さい人形に、踊らされている!)
通常商品の大幅な一斉彩色変更は2シーズンありました。本家のソフビ人形コレクションのリニューアルに影響される形で、96年のソフビ軟質化の機会に、指人形も軟質化。このタイミングに前後して指人形も多くのラインナップがイメージを一新。成形色と塗料の変更が行われました。
2001年のリニューアルでは、本家ウルトラ怪獣シリーズと同コンセプトのモデルチェンジ。より一層映像作品をイメージしたカラーリングになり、彩色用マスクも変更。色数も格段に増えた。
(※画像は厳密ではなく、ザックリ整理中のもの。彩色変更も網羅していません。また、2シーズン以外にもキャラクターによってマイナーチェンジが行われている場合があります。)
2009年はシリーズ20周年。これから20年を越えてどんな新時代がやってくるのか楽しみにしています。(「2020年の挑戦」まではあと10年!?)
コメント
_ 指人形大図鑑管理人 ― 2009年11月12日 15:55
_ しらいしろう ― 2009年11月13日 02:49
サイト(とりあえずウルトラを中心に)拝見したのですが、自分もそこまではしていないであろう細分化された分類とバージョン違いを数えていて、圧倒されました。
また、長らく自分の中で謎だった「ウルトラマングラフィティ」の存在がはっきりして、とても参考になりました。
自分の場合は怪獣ケシゴムがもっともメインのコレクターで、ガチャガチャ暦約35年。指人形も最初のガチャガチャを回していました。よもや、こんなに長い付き合いになるとは想像もつきませんでした。
最初は余力で始めたウルトラ指人形コレクション。マニア気質で記録魔なのはいいのですが、整理がへたくそなので苦労しています。ちょっと整理がてらのブログネタです。
ショップは長らく浅草にあった直営店M78が立地的に近かったこともあって愛用していました。数年前にクローズしてしまってから、ちょっと不便になりましたが、東京駅店や後楽園内東京宝島などを利用してコレクションを続けています。
正直言って限定商売に傾いてから、ちょっと敬遠する部分もあったのですが、楽しめる範囲で追いかけて行きたいと思います。
コレクション&情報の協力になれば、幸いです。
新作、自分も楽しみです。
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記事の内容に感銘してしまってコメントさせていただきます。
指人形好きがこうじてささやかながらサイトを立ち上げておりますが、私も指人形好きになるきっかけは94年のフェスティバルでした。
正式なものかどうかはわかりませんが、三重県四日市市で開かれたフェスティバルで初めてウルトラ指人形と出会い、その後は(愛知県在住なので)大阪で開かれるフェスティバルに毎年通いました。
大阪開催が途中でなくなってしまったことと、近所にショップがなかったため、記事にあるような●●年に色替えがされた、ということが今ひとつわからなかったので、とても参考になりました。
最近は新作のペースががたっと落ちてしまってますが、12月の映画公開にあわせてゼロやベリアルの指人形が出るようで楽しみですね。
今後も楽しみに読ませていただきます。