魔法にかけられて ~魔法に何度もかけられて ― 2008年04月27日 23:11
身の回りの親子連れの感想を聞くと、結構ピップは人気者らしい。子供にとってカワイイ動物キャラは永遠の存在なのかも。
11日に二度目の鑑賞。
さて、以下はさらに気がついたネタと1点訂正。
まずは訂正から。エンドクレジットのしょっぱなはカエルの王子様ではなくて妖精のシュルエット。ああ、これってTVのディズニー番組でティンカーベルが棒でノックして終わるイメージのパロディですね。
カエルの王子様はちょっと後。
弁護士ロバートの娘モーガンが部屋でしている遊びは「フェアリー・ゴッドマザーごっこ」(笑)。最初はティンカーベル遊びだと思っていたのですが、2度目でそう気づきました。シンデレラのドレスを魔法で出したように舞踏会に着ていくドレスを“クレジットカード”という魔法で出す妖精(笑)
同じくモーガンの部屋。おやすみなさいと挨拶するロバートの後ろにはシリーシンフォニーシリーズの『子供の夢/Wynken, Blynken, and Nod(1938)』に登場するオネム(ウィンケン)、パチパチ(ブリンケン)、コックリコ(ノッド)を思わせる絵皿のようなものが登場。渋いネタで嬉しいナァ。
<※日本名は記憶なので、間違っているかも。>
これは前のエントリーで書き忘れたけどドラゴンがNYのビルを登る絵面が“怪獣映画”。『キングコング』『原始怪獣現る』アメリカ版『ゴジラ』などなど、NYと言えば怪獣と言う遺伝子が愉快。
ビルの上で回り込むカメラアングルは『ノートルダムの鐘』風。
窓ガラスに激突し、フラフラ入ってきたりゴキブリを食べる鳩がよく見ると片足ない。罠にかかったのか、心無い人間のいたずらなのか。現実を感じさせられ、ハッとするディテール。
現実世界の複雑さをさりげなく入れたバランス感覚。やっぱり深い映画だナァ。
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