週刊マイ・ディズニーランド29冊目2008年04月21日 16:49

週刊マイ・ディズニーランド29号
今号はスゴイ。何がスゴイって、今までのジオラマアイテムの中で一番大きいパーツと言える「ジャングルクルーズ(河)」ですよ。

今号のメニューはこれ。

■ジオラマアイテム
・ジャングルクルーズ(河)

■本誌記事
・アナハイム探訪「不思議の国のアリス」
・キャラクター図鑑「ジャスミン」
・ディズニー・ワークス「オリビアちゃんの大冒険」

本誌はもう感覚麻痺してて、どう判断していいのやら。
アナハイムにしかない「不思議の国のアリス」の記事は自分にとっては目新しく貴重にも思えます。
キャラクター図鑑はジーニーに続き『アラジン』から2人目の登場になったキャラクター。プリンセスは全てクローズアップするでしょうから、避けられないのでしょう。自分には興味薄い“ファッションチェック”とか、スルー全開の記事です。
「オリビアちゃん~」は改めて振り返られる機会が少ないので2ページだけでも扱われることが嬉しいです。でも、それだけ。内容は特に語ることなし。でも、ハズしてないだけ良いかな!?
29号ジオラマパーツ/ジャングルクルーズ(河)
前半で“最大”は「イッツ・ア・スモール・ワールド」と謳われていたけれど、その後、重量級のお山がひとつ丸ごと1パーツだった「グラウンドベース(おとぎの国)」“ケーシーJr.サーカストレイン&カナルボート”、そして今回の面積ナンバー・ワンといった形で大型パーツが増え始めました。
今までのリリース・ペースだと100号で終えるのか不安になっていたので、埋まるスピードが増すのは安心材料!

(かつてパッケージを大きくした例外(3号ビックサンダーマウンテン)はあるのですが、)雑誌の版形が基本のサイズで、限界ギリギリまであるパーツはインパクト大。パーク全体の十分の一くらいが今回だけで埋まる印象です。

実際には先週のパーツ翌々週のパーツで島部分を埋めないと完成しないんですが、何も無い状態とは全然印象が違う。
29号ジオラマパーツ/ジャングルクルーズ(河)各部クローズアップ
じゃあ、大満足なのかと尋ねられれば「いいや、違います。」
パーツが大きい分、ちょっと造りが大味な印象。アトラクションにある印象的なシーンが再現され、それぞれ楽しく仕上がっているとは思います。ゲストに水をかけそうになるゾウ、遺跡、テントをあらずゴリラ……。豆のようなサイズでいろいろやってます。

POST CARD / AFRICAN VELDT _ADVENTUERLAND
[※画像追加5/19]
でも3号では水面を半透明な樹脂で表現していた気の使い方だったのに、今回は通常の白い樹脂。
確かに透明樹脂は普通の樹脂に比べてもろいので、強度を考えると心配もあります。これは一括で大きなパーツにした弊害なのか……。

同じく、強度的な問題と工程の省略でゾウの鼻から吹き上げられた水の下がヌキになっていないこと、同じく遺跡のアーチの下がヌキになっていない部分。チープな香りがして残念。

次号のジオラマパーツは「ベースボード(G)」とフィギュア「デイジー」。一気にジャングルクルーズが完成する勢いをそいで、またもや箱くん。予告の写真で見るに不安要素たっぷりのデイジーは箱のサポートとしてのカンフルになっているのか!?

[2008/05/04公開]