銀座の夜景2006年12月05日 04:51

銀座の夜景

ホビー玩具「ウルトラ怪獣解剖図鑑」(2004)2006年12月05日 13:42

ウルトラ怪獣解剖図鑑/バルタン星人(ミニブック表紙)
子供の頃、小学館の入門百科シリーズに「怪獣図解入門」と言う本があって、熟読していました。この夏の展示でもクローズアップされてい名企画”ウルトラ怪獣解剖図解”を収録した本で、架空の生物であるはずの怪獣の体の仕組みが子供にも納得できるリアリズムで創作された内容です。

お金を食べるカネゴンはお金を選別する胃袋があるとか、エレキングが自分の電気に感電しないのは肋骨が”がいし”でできているからとか、特殊技能にそれぞれ裏付けが作られ読み物として振り返っても面白いものでした。
この”裏設定”のような本の内容をむさぼるように読んでドンドン頭が悪く……もとい、この面白さをステップに興味が現実世界の様々なものにフィードバックされる大人になってるハズ、と思ってます。

2004年バンダイから発売された「ウルトラ怪獣解剖図鑑」はその名企画を立体フィギュアとして再生させたもので、500円の価格帯で内部まで作りこんだ労作フィギュアでした。イラストは怪獣絵師・開田裕治氏が精密イラストに再生させ、それぞれに6頁のミニブックが付属し、立体編集的に楽しめるものでした。パッケージも本をイメージしたデザインで行き届いています。