深夜と言うか、朝と言うべきか悩む時間帯、午前４時を回ったころ。
階段を降りきったところでグニュっと何かを踏んだ感触がした。下はマットかスリッパくらいしか心当たりが無いのにゴム手袋の端っこでも踏んだような感じ。電気をつけて確認をしたら、階段から台所へ黒いカタマリのＧがよろよろと冷蔵庫の裏へ消えて行った。

フンギャラパー！
遅れて感じる寒気と気色悪さ。大きな悲鳴を上げたい所だけどタイミングを逸したし、声も出ないほどのショックと言う有様。
約20年前、姉がほぼ同じ場所で素足でＧを踏んづけて、その話を聞くだけで震え上がっていた過去の自分。まさか、自分も同じ目にあう日が来ようとは……。

足の裏をそぎ落としたいくらい気持ち悪いけれど、そうも行かないのでお風呂に入って清めようとしたら、冷めていて、ほぼ水。
踏んだり蹴ったりの早朝です。
12月にＧが居るってこと自体、アメージング。
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追記[206/12/09]
直後、殺虫剤をその場に撒き散らしておいたのですが、今日になって亡骸を発見。踏んづけて潰して殺したのか、殺虫剤で昇天したのか理由は不明。 亡骸でもう一度、ドッキリして悲鳴を上げたのは言うまでもありません。