PVC set / ディズニー・キャット&ドッグス Disney Cat & Dogs / by Applause ― 2008年01月28日 00:32
発売時期は2000~2004年頃の記憶。本体刻印はいずれも(C)Disney China (R)Applause
セット内容の顔ぶれには時代性も出ていると思うのですが、このダルメシアンは『101わんちゃん大行進』ではなく、実写版『101』のキャラクター、ディップスティックとドミノ。両者ともアニメの時には居なかったネーミングと模様のキャラクター。ディップスティックは尻尾をペンキに浸けてしまったようなブチ、ドミノはドミノのようなブチが耳についています。
なんで実写版からなんだ、と疑問は残るのですが、まだリアルタイムの熱気が残っていたからセレクトされたのでしょう。それにしても、なぜこの二匹なのかは、相変わらず謎ですが……。
こちらは至極納得の『わんわん物語』からレディとトランプ。商品化自体は珍しくありませんが、アプローズ社からのリリースは珍しくテイストも独自の路線を行ってるように見えます。丸っこくアレンジされることが多いキャラクターなので、絵のデザインを生かしたシャープさとPVC的な丸みを加味したバランスが心地よいです。
「キャット・アンド・ドッグス」と銘打ちながら、バランス的にはやや劣勢の猫キャラクター2点。
黒ネコは『ピノキオ』のフィガロ。公開当時の人気から独立短編も製作された、出世キャラクター。ミニーマウスとの共演も印象的。
白ネコは『おしゃれキャット』のマリー。作品内では完全な脇役ながら、近年は主役を差し置いて彼女ばかりフィーチャーされている人気者。この商品発売当時はまだ今ほどの活気はなかったように思いますが、アメリカの商品でもこうして単体のフィーチャーがあったのだと再確認できると、この潮流は決して日本独自のものではなかったのだと分かります。
マリーの造形は既成の流用に見えますが、その話は別の機会に。
コメント
_ りんきょ ― 2008年02月05日 23:00
_ しらいしろう ― 2008年02月06日 07:27
アプローズはOEMで受けてDSブランドのPVCを作っていた……と自分は読んでいるので、多くはアプローズがオリジナルだと思っています。
ただ、このエントリー含む『おやれキャット』3シリーズでは発売順からしてDSがオリジナルだと思っているのですが……。断定できません。
アプローズのOEMについてはエントリー作りましたので、そちらも合わせて参考にしていただければ幸いです。
http://shirow.asablo.jp/blog/2007/08/19/2605059
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
どっちのオリジナルなんでしょうか。
アプローズは結構好きな会社です。
なんか色合いとかが「明るい」イメージがあるんですけど。
あと比較的新しいものは造形もかわいいものが多いような。
ただひとつ・・・アリスのセットはなんであんなに箱を贅沢に使ってるんだろう(笑)