週刊マイ・ディズニーランド50冊目2008年09月17日 21:34

週刊マイ・ディズニーランド50号表紙とジオラマアイテム
ついに来ました、折り返し地点。
……但し、予定通り100号で終了した場合。いまだ公式HPでは予定のみで確定していません。
でも、何はともあれ9つのベースボード全てが到着したことになります。

■ジオラマアイテム  
・ベースボード(A)
・チェシャ猫
 
■本誌記事
・アナハイム探訪「ファースト50マジカル・イヤーズ」  
・キャラクター図鑑「ミッキーマウスPart.2」
・ディズニー・ワークス「ポカホンタスⅡ」

本誌の感想。ジオラマアイテムの1ページ、スカスカ。そりゃそうだ、箱についた穴がLEDを通すものだと解説するだけだし、組み立てもネジで留めるだけ。これに1ページ割いていることがそもそも……。
んっ?
後の号にフレームが付くまで大切に保管しましょう。
んっ、んっ、ん? 周りの木枠に割く号があるの? てっきり100号購読プレゼントのアクリルケースと同時に枠が付いてくるものと勘違いしていたよ……
いったい枠だけに何号割かれるのか、ドッキドキ♪ (≧o≦;)ゞ

ではページをめくって、アナハイム探訪「ディズニーランド:ファースト50マジカル・イヤーズ」。アナハイムDL入って右、オペラハウスで行われている記念展の解説レポート。パークにうとい自分にはいつも楽しく、はずさないコーナー。以前、気になっていたオペラハウスのアトラクションが現在どうなっているのか伝えてくれていて満足。
開園当時を再現した展示のジオラマ、“何もないっぷり”が伝わってきてすごい。

1966年に撮影されたウォルトとミッキーの写真を、コンセプトアートやパークの写真、ウォルトやゲストの写真を使って再現したコラージュ。(中略)使った画像は、なんと5806枚に及びます。
ああ、以前紹介したビューマスターの画像と同じ画像を元にしたフォトモザイクのキャプションです。撮影年がこれで分かってスッキリと言いたいけれど、ウォルトの没年は1966年。最晩年の撮影だったとは。そう思うと、知らないほうが陰を感じることなく楽しめていたかもしれない。気持ち複雑。しかし、最晩年にこれだけ幸せそうな画像が残っているというのは良いことでしょう。(ポジティブ・シンキング)

フォトモザイクを離れた場所から撮影した画像だけで拡大写真が無い図版は欠陥に思えます。この説明不足で意味が通じるのは元を知っている人だけでしょう。引き出し線を入れて、横に拡大写真入れないと……。こういう説明不足、多いです。この本の編集。

文字だけの説明だと伝わりづらいですが東京ディズニーリゾート(以下TDR)の25周年で現在展示されている「アートオブ・ ミリオン・スマイル」と同義のものが50周年のアナハイムで製作展示されていたんですね。
TDRでは、“フォトモザイク”と表現するので、“コラージュ”と表現する誌面に違和感を覚えました。
言葉の意味を調べると両方の言葉ともフランス語。似て非なると思えるのですが、改めて勉強しようと思ったら結構深いことが見えたので、「ま、いいや。」と保留しておきます。
ひとつ言えそうなのはライターさんはTDRの文化にどっぷりの人種では無さそう。

キャラクター図鑑は「ミッキーマウスPart.2」 。えぇぇええええええ~“2”って!?
だって100冊刊行予定で扱う記事は各コーナー100件。記事の中で一番、素材があるのが“キャラクター”じゃないですか。膨大な数のディズニー作品で100キャラクターしか扱わないって、充分に分冊百科として機能してないのに、更にダブりってどーよ。
出してる側からすれば1年達成して、記念としてミッキーを再度登場させて喜ばしいのかもしれません。ですが購読者は最初から2年で完結するスパンで買って読んでいます。(そういえば藤子不二雄全集も単行本なのに「100冊突破」とか、表紙に刷り込んでいて萎えたなぁ。)

じゃあ、さぞや内容面で掘り下げがあるのかと思えば、創刊号と大差ない誕生物語。オズワルドの図版は入っているものの、説明不足なのか、唐突な印象の本文。
「世界のミッキー、どう呼ぶの?」ミッキーの手で世界地図を指し示すのはカワイイけど、地図の色が手袋と同じ色合いで超・埋没。

もう、図版セレクトの欠陥は今に始まったことじゃないけど、記事との付け合せ方も問題だらけ。
「一時期、耳には影が付いていた」は文字説明だけなんだけど、横に掲載された商品化用イラストには耳に影が描写されているので誤解誘発しまくり。本文で説明される耳影付きミッキーの登場する「ミッキーのつむじ風」ってこれ? と、初心者は思うハズ。

耳付き帽子は、スタンダードな黒いものではなく50周年記念で発売されたゴールド・バージョンが図版として紹介されています。
パーク50周年バージョンの耳付き帽子はやはりゴールドです。
待て、待て、待て! 「やはり」はどこに掛かってるんだよ。
たぶんこの本は50周年で取材して、基本的に50周年イベントに準拠しているのでしょう。それはいい。でも、読者の全てが50周年イベントに行けているハズもないし、多くのアトラクションが記念でゴールドに塗り替えられたバージョンを知っている前提なのはおかしい。これまで個別に紹介した記事はあったけど、園内のあちこちでやったとは書いてないし、「やはり」で繋がるような記事はなかったはずでしょー。

マニアの友達同士でしゃべってんじゃないんだぜ?

ふと思ったけど、キャラクター図鑑ミッキーマウスpart2はパークにいる等身大ミッキーの特集をしてくれれば良かったのに。
年代によって違う顔や、鼻が動くギミックがいつごろついたかとか、(いや生きてる本物にギミックと言う言葉は適切じゃないか。)知りたいことはいっぱいある。

それとも、その切り口はご法度なのかな。

……もうモヤモヤが多い記事の言及やめやめ! 放置!
ディズニー・ワークス「ポカホンタスⅡ」。“Ⅱ”をどうのこうの言う気がない自分にとっては、どうでもいいページ。むしろスタッフご苦労様。
「Did You Know?」はジョン・スミスの声がめる・ギブソンの弟に交代している件。ふーん、とは思うけど、“Ⅱ”での声優交代は、ある種当たり前に思っているので、
ほとんどの主要キャラクターは、1作目と同じ声優によって演じられていますが、1人だけ変わっている声優がいます。(後略)
に、戸惑い。“この作品では”とか、主語があれば戸惑わなかったけど、“Ⅱ”全般では、決してレア・ケースじゃない。
なんかイチイチ、喉越し悪い文なんだよなぁ。

たぶん、自分は読者として素直じゃないです。ヒネクレていてすいません。
でも、初心者には優しくない本文だとハッキリ言えますよ。

さ、ジオラマアイテムの付属フィギュア見ましょう。
前回のスティッチ同様、やけに高クオリティーになった印象。塗りも原型も申し分なし。マジカルコレクションのダウン・サイジングかと思わされるフィギュアはなかなかいい仕事してると思います。

そうは思うんですけど、途中から路線変更した成果なのでしょうか。
サイズ比較
大きさはますます混迷を極め、チェシャ猫はオーロラ姫にとっては猛獣サイズ。ミッキーも襲えそう。ジオラマに置いて遊んだら、像みたいだ……。もう、フィギュアは並べて楽しむなということですね。(でも、それって集める意味が……。)
このクオリティーには満足なので品質維持路線で是非、続投を。

9つ全て揃ったベースボードをネジ留めしました。でっかい。以前も思ったけど、置き場問題がいまだ未解決。コタツの天板のように今のころ部屋の端にたてかけてあるのですが、これじゃ……。
(家の中で撮影できない現状。できたら、改めてアップします。)
配線があるからまだ上に積み上げられないというのがネックですが、これは片づけが終われない言い訳とは別問題。早く設置場所作らないと……。

昨日火曜日発売の次号はニューオリンズ・スクエア(建物2)と噴水。ほんと、週刊って早いナァ。

コメント

_ fziro ― 2008年09月17日 23:33

折り返し地点到達おめでとうございます!

やはり、記事がタコなことにも、
柵で何号かかるか解らないことにも、
フィギュアがてんでバラバラなことにも、
ナントカントカ目をつぶって、後半分頑張って下さい!

組み立てだしたら楽しさ倍増してきますよ!!  タブン、キットw

_ しらいしろう ― 2008年09月18日 03:59

台座だけで1490×9=13410円だと思うと、ちょっとしんどいものがありますが、ジオラマには概ね満足で楽しんでます。
食玩のガムやラムネにコストパフォーマンスを感じないのと同じで、冊子は考えなければいいんですよ。たぶん、きっと。

もっと素直に褒めてあげたいですね(^^;
ジオラマだけで充分楽しんでます。冊子もツッコミつつ、楽しいですよ。

50号まで来たことで、途中中止はなさそうに感じてます。
なんとか完走に向けてエンジョイです。

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