週刊マイ・ディズニーランド82号目2009年05月07日 16:53

週刊マイ・ディズニーランド82号 表紙とジオラマアイテム
4月28日発売82号。 前号に引き続き、ディズニーランド鉄道が中身に通るトンネルが登場です。

■ジオラマアイテム  
・インディージョーンズ・アドベンチャー(トンネル、入り口の枠、出口の枠、ライド)

■本誌記事
・アナハイム探訪「ジェダイ・アカデミー」
・キャラクター図鑑「フィル」
・ディズニー・ワークス「リトルマーメイドⅢはじまりの物語」

本のレビューよりも、もはや完成間近のアイテムの進行状況をレビューすべきなのでしょうが、まだ我が家では立地の良い土地か見つからず台座が立てかけられて、ジオラマアイテムはダンボールの中に積みあがっています。

そんなわけで未だ号数別のパーツごとのレビューでお茶を濁す状態です。 本誌に関しては、そろそろレビューに意味がないんじゃないかと思う部分もあるのですが、“それを言っちゃあオシマイよ”な気もするので目をつぶって走り抜けます。

アナハイム探訪はイノベンションの前のスペースで行われている参加型アトラクション「ジェダイ・アカデミー」が紹介されています。自分は新し目のアトラクションに疎いので存在自体初めて知りました。
ジェダイ・マスターのトレーニングを受けて、ダーズ・ベイダーやダース・モールとライトセイバーで対決できるようで、すべての過程を終えると終了証が渡されるという内容です。
気になるのは画像に写り込んでいるアトラクションの看板に「JEDI TRANING ACADEMY」と書かれていることで……。なぜ、わざわざ“トレーニング”を省略してアトラクション名として紹介しているのか。「ジェダイ・トレーニング・アカデミー」じゃ駄目な理由が分からないなぁ。

キャラクター図鑑は『ヘラクレス』のサポート・キャラクター“フィル”。 『ヘラクレス』は神話との差が大きい作品なのでそれを語るだけでも文字数を稼げそう。以前の“ヘラクレス”とかぶっていない内容をピックアップしてもマイディズニーランドらしい誌面が作れると期待したのですが、相変わらずのストーリー反芻で2ページも費やし、「フィルの仲間と迫る強敵たち」と題した1ページではキャラクター羅列なのですが、これが映画内で主だったものだけ。数秒しか登場しない怪物やTVシリーズの怪物をカタログ的に紹介するだけでも、相当いいページにできそうなのに……。期待はずれでした。(せっかっく最近になって日本でもTVシリーズ版が放送されるようになったのに……。)

ディズニー・ワークスは『リトルマーメイドⅢはじまりの物語』。
既に自分は感想を書いていますが、時間がたってみると自分の感想は辛口だったかなと思うようにもなりました。何しろTVシリーズをそれなりに楽しんでいたことを思えば、同列とも思える外伝で、クオリティアップが図られているのに作品を楽しめなくなっているのは自分の問題に思えます。感性が狭くなっているのかも。(もっともTVのような別物としてではなく、正伝としての続編扱いがひっかかっているのだけど。)

ディズニーファン2008年3月号
昨年、講談社『ディズニーファン2008年3月号』では「ルイスと未来泥棒」のプロデューサードロシー・マッキムさんのインタビュー記事(「美女と柳生」コーナー)が掲載され、その中でラセッターがクリテイティブ・オフィサーに就任したことで,、この作品に言及されていたことがありました。
柳生 また、『シンデレラ2』『ピーター・パン2』をはじめ、過去の名作の続編が次々と作られましたが、それについては?
D(ドロシー・マッキム) 今後は、すべて監督しだいです。監督を続編を作る気があるかどうかが鍵になります。つまり、もはや『バンビ3』や『リトルマーメイド3』が生まれることはないといえます。なぜなら、それらの監督たちは、続きを作りたいと考えていないからです。
(前後略)
個人の発言であるし、企業として前言と合わない結果を非難するつもりはないのですが、そうであるならば、この証言の元に、作り手たちに“やる気”があったことを信じたいです。

少なくとも週刊マイディズニーランド83号の記事中に紹介されている作り手のこだわりポイント(音楽作りとダンスシーン)を再見してみたいと思わされました。

本じゃなくて作品の話になってしまった……。話を戻して、と。

“Did You Know”はアリエルの姉妹の見分け方。まるでチップとデールの違いを指摘するように、髪の色と尾ひれの色を書き続ける内容。文字数はいっぱいになるだろうけどさ……。写真を見て分かる内容をわざわざ書き起こされても。
しかも写真が小さい上に、写真上にナンバーも名前も表記されていないので、分かりづらい。照らし合わせて覚えさせたいにしても、どっちつかずな印象。初心者向けなのか逆なのか、どっちなんだろう。

ジオラマアイテムは「インディージョーンズ・アドベンチャー(トンネル、入り口の枠、出口の枠、ライド)」。
表紙で言うと左側手前に見えるトンネル部分です。正直言って、こんなボリュームで箱に収まるなんて想像できていなかったので意外です。

82号/トンネル
この角度は内側から。左がセンター方向(中央のディズニーランドのエントランスになる駅方向)、右がクイーンズ・スクエア駅方向。かなりの厚みを線路の下に用意しているのが分かります。エリアによって出入り口の雰囲気を変えているのも、実物の細やかな設計を改めて感じさせる模型です。
インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
そして、トンネルは2つに割れて、内側のアトラクションの建物側に「インディ・ジョーンズ・アドベンチャ-」の内部イメージを作りこんでいます。

(東京ディズニー・シーにある日本版では、こんなシーンあったっけ状態ですが、どうでしたっけ?)アナハイムで見せ場となっている吊橋のシーンをモチーフにしています。マイ・ディズニーランド14号74号のアナハイム探訪で扱われていますが14号(表紙の左下と同じ画像)のメインビジュアルで実物を確認することができます。
こりゃまた失くしそうな小さなライドのトラックはスポットライト(マーラ神の目から照射される光)が当たるように塗装された部分へ設置するのが正しいようです。自分は接着する予定です。

トンネルをこんな風に毎回作りこんでくるとは嬉しい誤算です。もっとも、普通に飾ってる状態では見れない部分。100号全館購入特典のケースの開閉方法がどうなるか気になる部分です。
トンネル出口の接合部
また、このトンネルは2つに分割する都合上、出入り口のアーチが別パーツ担っています。ホゾを合わせて挟み込むように設置するのですがゆるゆるで、安定させっるにはどうしたものか。本誌説明文では、
両面テープ背接着すると良いでしょう。
となっていますが、両面テープだと2、3年後には再剥離&接着が出来ず、しかも黄ばみを残す可能性も大きい素材。売っちゃえばそれまでかもしれませんが長く楽しむためには、かなり難しい部分。練り消しでやんわり固定するか、最近100円ショップでも手に入るポスター固定の粘着素材(経年でも黄ばまず、粘着力を保持すると謳われている。)を使用するか……。

悩み消えないまま5月1日発売、翌83号へ。83号はトンネル連続3冊目の「ディズニーランド鉄道(トンネル1、出口の枠)」。


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