ソフビバンク/モンスターズ・インク(2001)by Spin Master Toys2009年03月24日 04:51

BANK / Disney ・PIXAR MONSTERS,INC. / Spin Master Toys (2001)
先日アップした「トイストーリー」のソフビバンクと同じような場所に保存していた同系統の商品ですが、こちらはスーパーのビニール袋をかぶせていました。久々に袋を剥がして見た感想は「あれ、こんなイイもの持っていたんだ……。」 

忘却モードの中から落ち着いて記憶をたぐれば公開当時に原宿キディランドで購入したような……。
2005年のオン・アイス・オリジナルグッズでサリーとマイクのソフビを買った時、自分への言い訳として「ソフビ」で出来のいいサリーとマイクが手元になかったからと思っていたのに、あの時だって家にこれがあった筈。

これらがあるのだから、もちろん新商品「VINYL COLLECTIBLE DOLLS サリー」は買いません。(断言! 出来も好きじゃないし。) 

VINYL COLLECTIBLE DOLLS の商品写真を見て、毛の表現が好きじゃなかったけれど、今回発掘してみてハッキリしました。
このコインバンクやオン・アイスのソフビくらいサリーの毛のボリュームを表現していないと、自分のイメージには合いません。

ソフビバンク/モンスターズ・インク/by スピンマスター・トイ<側面>
トイ・ストーリーのバンク同様、底面からの一発ヌキ成型なので、台座、サリー、マイク、タンクはひとかたまり。その隙間を補うように毛のボリュームを表現したバランスは怪我の巧妙的ナイス・モールド。

ソフビバンク/モンスターズ・インク<大きさ>
大きさは台座含む全高23cm。台座は楕円で径は長い方が18cmほど。かなりボリュームあるアイテムで、この存在感を忘れられる自分は、かなりボケが来てます。
現在、メディアでCM大投下中の東京ディズニーランドの新アトラクション効果で世間的な再燃が予想され、影響を受けやすい自分もマイ・リバイバル・ブームが来そう。これは予防線として、しばらく見えるところに飾っておこう、っと。

PEZ/ウィンター・スターズ クリスタルver.2009年03月25日 02:30

PEZ / Winter stars Crystal version
昨年の暮れに発売されたペッツの「ウィンター・スターズ」のクリスタルヴァージョン。

クリスタルは、初期こそ物珍しさで、つい手を伸ばしていましたg、最近はなるべくスルーするように心がけているのですが……。
クリスマスシーズンものに弱い自分は、ノン・キャラもの中でも別格扱い。深追いしないまでも、目の前にあるならば……。

そう思って買おうと心に決め、お店に戻ったときは閉店時間を過ぎていて撃沈。若干のしこりを残して帰宅。
翌週、今度はなじみの別店舗で遭遇。先週にきらべて値段が若干高かったのですが、おばちゃんが「以前よりも○円も安くなったのよ」と薦められ、なぁんとなく後押しされ、流されて……。交通費を考えたら、差額なんてたいしたこともないし、ほしいときが買い時。

しかし、これを買うと他のバリエーションも欲しくなりそうで、怖いんですよね。
Winter stars Crystal version

PEZ Winter stars Crystal version:
U.S.PATENT:
5.984.285
MADE IN CHINA

映画「ホルテンさんのはじめての冒険 」~北欧の鉄道で人生の旅2009年03月25日 16:52

ホルテンさんのはじめての冒険/ル・シネマ ロビーのディズプレイ
前知識ゼロ。
チケット・ぴあで販売されている前売り券の図版を見て“おもしろそう!”とピーンときた一本。“じーさん”、“犬”、“電車”と構成している要素がすべて自分の好むものだから、そりゃ見たくなるだろうという映画。

2008年度のアカデミー賞外国語映画賞<ノルウェー代表>、2008年度カンヌ国際映画祭・ある視点部門出品、パルム・ドッグ賞 特別賞受賞<犬のモリー>などなどの経歴がポスターに踊り、すでに評価を得ている作品ようです。”パルム・ドール”ではなくて“パルム・ドッグ”ってのが洒落が効いてます。
金属40年の生真面目な運転士、ホルテンさん。
定年退職日に人生初の遅刻をしたから、さあ大変!
はたして彼を待ち受ける運命とは?
せりふが最小限で、景色やムードを楽しむのも良いし、その独特な読めない展開とユーモアに酔ってもよし。鉄道ファンなら、登場する車両や施設、運転士のライフスタイルに注目するも良し。定年後の人生を考えるテーマ性に注目して参考にするも良し。さまざまなアプローチで興味を惹きます。

いくつかの注意点として思ったのは邦題の「冒険」。人生を冒険するという意味では、決して内容を外している訳ではないのですが、コメディとしてもっと派手なもの想像していた自分はミスリードされてしまった気分。“なるほどねぇ”と思ったと同時に原題には、ないことを確認してしまいました。

生真面目で巻き込まれ型の主人公として、平均的な没個性な像を予想していた自分は、いい意味で裏切られました。生真面目ではありますが、ホルテンさんは、かなり変わったキャラクターです。

流されやすく、人の目があると務めて生真面目で融通が利かなさそうに見えるのですが、いざ一人になり他人の視線がなくなると、のびのびと結構自由な行動に出る人物。その切り替えがおもしろく、とぼけた人物像にいい味を加えています。

そして平均的と思えない、もうひとつの要素は家族構成。
劇中からするとおそらく結婚暦はないようだし、母を大切にするあまり、チャンスがなかったのか、受動的に流されてしまったのか……。
なかなか不思議な設定で、最大公約数的なキャラクターとは思えないのです。

しかし、その独特の語り口とユーモア。
流されることに得意な自分としては運命に流される部分に共感してしまう部分もあって、ゆったりと物語にたゆたうだけで心地よい映画でした。

ホルテンさんのはじめての冒険/ベント・ハーメル監督サイン
[↑劇場ロビーに飾られていた監督のサイン]

渋谷・白戸家のお父さんの像2009年03月25日 17:06

渋谷・白戸家のお父さんの像
大型電気店、LABI渋谷の入り口にたっていた「白戸家のお父さんの像」。渋谷ハチ公のパロディとして、渋谷は最適!

たんぶん卒業シーズンだから、学帽をかぶっていると思うのですが……。

この刺し盛、ウマッ!2009年03月25日 19:12

この刺し盛、ウマッ!
ご馳走いただいた刺し盛がうまかった!

海鮮はえびか貝類を好む自分も珍しく、もりもりといただきました。新鮮さが違うと、うまさも倍増と言う話、納得しました。

PEZ/シルベスター新旧WBSS限定パッケージ(about1997)2009年03月26日 13:11

PEZ / LOONEY TUNES Sylvester  WANER Bros STUDIO STORE EXCLUSIVE PACKAGE
先日の救出したダンボールの中身のひとつ。
以前も話したように、我が家では玩具やPEZは基本的に開封推奨派なのですが、中には例外もあります。
パッケージ自体が特別で、それがコレクションである場合は悲しいかな開封することが出来ません。写真もそんな品です。

旧ワーナー・ブラザース・スタジオ・ストア限定パッケージはアニメのオープニングでおなじみスパイラル模様。これは日本のワーナーストアでの取り扱いがされなかったので旅行中ウキウキと購入しました。1本1ドル50セント。

丁度シルベスターのモデルチェンジの時期で、両方の商品が手に入るタイミングでした。裏面は迷路あそびで、ヘクター(ブルドック)を除けて出口へ向かうというもの。(図版はマークアンソニーに見えるけど、この場合ヘクターととるべきでしょう。)

パッケージはまったく同じものかと思ったら、裏面の「PEZ」のロゴの大きさが違う微妙なバージョン違い。
PEZ / LOONEY TUNES Sylvester / WANER Bros STUDIO STORE EXCLUSIVE PACKAGE

嗚呼、同じならばまだしも見つけてしまってはダブリではなく、これはバージョン違いという独立のコレクション品。

かくしてコレクションの圧縮ならず、またも保管の十字架を背負い続けるのでした。

映画「トロピック・サンダー」「僕らのミライへ逆回転」~映画作り映画X22009年03月26日 17:52

早稲田松竹「トロピック・サンダー」「僕らのミライへ逆回転」
いつも映画愛にあふれた、ユニークな上映をしている復活した二番館・早稲田松竹。今週の上映は「ジャック・ブラックと映画を作ろう」2本立て。どちらも見たいと思いつつ、流してしまった作品なので、今度こそスクリーンで見るラストチャンスとばかり駆け込みました。

「トロピック・サンダー史上最低の作戦」はベストセラー戦争小説を映画化しようとする映画づくりの現場を描くコメディ。臨場感を極めようと挑んだジャングルロケで本当に危険な場所へ迷い込んでしまい……。

トロピック・サンダー史上最低の作戦/公式HP<日本>:http://www.tropicthunder.com/intl/jp/

基本的にバカバカしい内容なのに出演人が無駄に豪華。ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニーJr.、トム・クルーズなど。基本的にはそのシチュエーションとブラック・ジョークや演技合戦を楽しむべき作品だと思っていたのだけど、予想以上にバカ映画でした。(いい意味でも悪い意味でも。)

そしてもう1本が「僕らのミライへ逆回転」。
原題が「BE KIND REWIND」で、レンタルビデオの「巻き戻して返却してください」の意味。作中ではそれを名前にしたレンタルビデオ店として活躍する名前。

僕らのミライへ逆回転/公式HP<日本>http://www.gyakukaiten.jp/

正直な感想、「逆回転」が良すぎて、「トロピック・サンダー」が掻き消えました。こりゃ名作。
でも、自分が騒ぐと単純に受け止められてしまいそうな作品でもあります。簡単に言ってしまえば“レンタル・ビデオ店版ニュー・シネマ・パラダイス”。一面言えてしまう形容ですが、これはそれで流すにはもったいない傑作。

VHSビデオテープしか置いていない、時代遅れのレンタルビデオ店ははやらないながらもダウン・タウンのちょっとした憩いの空間。しかし、トラブルで電磁体質になってしまったジェリー(ジャック・ブラック)のせいで店内のビデオの中身が消去されてしまい、苦肉の策で自分たちで撮影してリメイクした作品で穴を埋めるハメに。以外や、その内容は評判になり店は盛り返すが、老朽化で立ち退かなくてはならない期限がそこまで迫ってきた。

前半の電磁体質になるくだりなんかは、くだらなさ炸裂で後半も完全な“おバカコメディー”と思いきや、ヒューマンな展開になって気持ちよく高揚するクライマックス。先は読める部分も多いのだけど、それはむしろ“こうなって欲しい”という希望を走ってくれて、とても心地よいのです。

何よりも映画ファンならば楽しくて仕方がないのが往年の名作から、近年の話題作までに及ぶ“リメイク版(=作中表現「スェーデッド版」)”の数々。アニメ好きとして爆笑してしまったのがディズニー映画「ライオン・キング」のスェーデッド。ゴーモーションでアニメーションを撮影する方法、それは思いつかなかったなぁ(笑)。

デジタル以前の手作り感覚の賛歌とも言える内容に、ひたすら至福を感じる101分でした。

そして、この映画をおしゃれな単館ではなく、早稲田松竹のような地域に愛された劇場で観られたことが、輪をかけて幸せでした。
早稲田松竹