入場特典『ウルトラマンメビウス インフィニティー』指人形と『ウルトラ博物館ウルトラ兄弟エディション』 ― 2006年11月14日 18:52
ラインナップを全て集め続けてしまっているコレクション・マラソンも早十七年。「血を吐きながら続ける、悲しいマラソン」ではなく、長くエンジョイしてます。辞める勇気もないので走り続けです。
そしてこちらは平日の劇場入場者プレゼント「ウルトラ博物館ウルトラ兄弟エディション」。手のひらに収まるかわいいミニブックです。
こちらも予想外の入場者に品切れを起こした品です。(自分は友人より譲っていただきました。)
現在書店で発売中の『ウルトラ博物館』のミニチュア&特別編集版。昔の小学館の学年誌に掲載されたウルトラシリーズに関する記事の傑作選で、ウルトラヒーローたちを兄弟と紹介した独自の展開を改めて楽しめる美味しい本です。
これを期に続刊されないかと心待ちにしています。
巨人にまつわるエキストラ ― 2006年11月15日 23:40
最近はネット社会に対応していて、注意書きも徹底していて当日のことはエキストラに参加したことは書き込みを許されているのですが内容やキャストに関するネタバレになるような書き込みはしないよう厳重注意が付記。”今”を感じさせられました。どこからがアウトか明示してくれるのはむしろ分かりやすく優しい正しい対応だと感心しました。(マニュアル社会と言う風潮は喜ばしいことではりませんが。)
作品名までは伏せる必要がないのですが、これはむしろ個人的な揺れる気持ちで伏せました。(しかしバレバレですね。)最終的にカットされて全然映っていない可能性も怖いし、そうなっていたら残念なのですが逆に映っていた場合、不評を買うのが怖いと言う複雑な心境です。モチロン、作品の完成は素直に楽しみです。
当日は同世代の特撮ファン3人で参加。平日朝から夕刻までの丸一日の参加企画。サラリーマンであるP氏は会社を休んできているということに驚き、気迫を感じました(^^;
一日中、現場にはない合成されるであろうイメージに向かって驚いて見せたり悲鳴を上げたり全力疾走で逃げたりして、疲れました。普段の運動不足がたたってます。
写真は昼食で出たロケ弁当です。ボリューム満点で重かった!
この企画に誘ってくれたM氏が気づいたのが、お茶の銘柄「神戸居留地緑茶」。作品に縁のある地から来たお茶と言うことでじっくり味わいました。
フリトレー『ドリトス』/映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』記念パッケージ ― 2006年11月16日 14:41
パッケージ裏面の応募券を4枚集めると応募できるプレゼントキャンペーンつき。当たるのはブルークリア成型の映画に登場するウルトラ兄弟たち7体セット。芸が細かいのは初代ウルトラマンのソフビがきちんとAタイプの金型を使用しているとのこと。
公式HPには紹介されていたのに、劇場でも一般店頭でも全く見つけられなかった友人M氏は30軒以上のスーパーをまわっても発見できずフリトレーのお客様相談に電話をしたそうです。
コンビニでの取り扱いはなく、スーパーでの扱いも短期で終わり、電話をしたときにはキャンドゥのみに出荷されていると教わったそうです。ある意味キャンドゥ限定品……。M氏、今度は電話帳で調べたキャンドゥに片っ端から電話をして在庫確認をしたそうです。
すごいよ、すごいよ!(まるでパラレルワールドの自分みたいだ。)
キャンドゥだからといってもどこにでも在庫をしている訳ではなく、見つけるのも大変だったそう。確保できたのは全てで13袋。応募の端数になってしまった一袋が自分の前に差し出された品でした。
うひゃ、自分も応募するのはその苦労を味あわなければいけないのかと冷や汗を感じたのですが、取り越し苦労でした。
「締め切りは4日くらい前なんです。」と言われ終了。
ドリトスはメガタゾを集める時に一生分食べたような記憶があるので、食欲は湧かなかったのですが、袋のままだと荷物になるので開けて食べようと言う事になりました。昨日のロケ弁当のデザートはこのドリトス。
なんて言うか……、どんだけウルトラマンが好きやねん!って、感じィ。
PEZ『オープンシーズン』 ― 2006年11月17日 01:03
マックス: (C)2006 SPA U.S.PATENT: 5.984.285 MIC 6 |
ブーグ: (C)2006 SPA U.S.PATENT: 4.966.305 MADE IN HUNGARY |
エリオット: (C)2006 SPA U.S.PATENT: 5.984.285 MIC 6 |
ウィニー: (C)2006 SPA U.S.PATENT: 4.966.305 MADE IN HUNGARY |
ソニーピクチャーズの第一回フルCGアニメーション映画『オープンシーズン』。参戦するには遅いという意見はごもっともとしても、キャラクターデザインのセンスはかなりいい感じ。この手のディフォルメが好きな自分にはかなり期待値が高いキャラクター群。
でも、色味が茶色ばかりという構成は一般にアピールしにくいのではないかと苦戦が予想されるところ。赤いクルマとかオレンジの魚とかって一目見て分かるキャッチーなものがあるけれど茶色は地味だよなぁ、と。これはディズニー映画『ブラザーベア』でも思った不安なのですが……。
我が家の怪獣ソフビ箱 ― 2006年11月17日 01:38
最近、怪獣ネタのエントリーを続けてふと思ったのが「人様の怪獣箱が見たい」と言う発想です。
立派なコレクションをつらつらと見せてもらうのではなく、子供の頃に買ってもらったソフビを一括で。どんな怪獣が好きか、傾向が出るのが人柄に繋がるのではないかと思った訳です。
そんな想いを込めて率先して自分のものを公開します。
既に自明してますが、カッコイイよりも愛嬌ある顔ぶれが多い感じ。結局ミーハーチョイスですが、最終的には自分らしい顔ぶれだと思っているのですが……。
純粋に子供時代だけのソフビに選り分けていないですが、キングザウルス・シリーズを中心に子供時代を共にした怪獣ソフビを多く詰め込んでいる整理箱を画像公開してみます。
ちなみにウルトラヒーローは初代ウルトラマンと帰ってきたウルトラマンが子供時代の友です。セブン系に手を出していないのが、今の自分から子供の自分に対してのツッコミ所です。何もそこまで近いキャラクターでそろえなくても……。
この偏りも嗜好が表れてます。
映画『黄色い老犬』を想いかえす ― 2006年11月18日 03:57
◆Asahi.com :京都の男性が狂犬病 発症36年ぶり、フィリピンで感染 2006年11月16日
不謹慎ながら、今回のニュースを聞きながら一本の映画を思い出していました。
『黄色い老犬/OLD YELLER』1957年のアメリカ映画。
昔は知名度のある作品だったと思うのですが現在での知名度は高いとは思えません。古典的名作としてもう少しソフトが供給されて欲しい映画です。
『ラブバッグ』の監督…と言うよりも世間的には『メリーポピンズ』や『海底二万マイル』を監督したロバート・スティーブンソン監督作。
バンダイ~ポニーキャニオン時代のディズニービデオについていたOP映像では代表的なディズニー作品がパレードのように登場しますが、その中で舌を出して首をかしげている黄色い老犬こと”イエラー”が入っています。
物語は開拓時代、父親が留守の間、母と男の子二人で暮らす家庭に押しかけるようにやってきた黄色い老犬。最初は迷惑な犬として取り合わない長男だったが、幼い弟が遊び相手として気に入って飼う事になり「イエラー」と名づけられます。
狩りの手伝いや番犬として大活躍を見せ、家族にとってかけがいのない存在になっていくイエラー。しかし家族を守るためにオオカミと戦い、狂犬病にかかってしまった可能性があるので結果が分かるまで隔離しなければならなくなります。発病の期限を考えるとそろそろ大丈夫ではないかと言う頃……。
開拓時代の厳しい生活の中で犬との交流で少年の成長を描く古典的名作。
小学生の頃、かわいいファミリー・ストーリーだと思い込んで『子鹿物語』を見て結末に衝撃を受けたのですが、それに似た印象のある作風です。
狂犬病の恐ろしさを改めて知って物語の持つ意味を考えてしまいました。
愛犬の予防接種にあまり重要なものだと言う意識がなく育ってきましたが、ここまで大変なものだったとは。
ミッキーマウス78歳誕生日 ― 2006年11月18日 16:22
これからどんな変化をしていくのでしょうか。
黒目のみ(~'30)から白目を得たとき('40)に、ミッキーは目の外罫線は横幅を与えられ、柔和な顔立ちに描かれるようになります。その延長線が人畜無害な枯れたようなデザイン。 眉毛を加味された('50)後のコンセプトのズレっぷりは、表情表現の一番になるはずの眉が常にたれっぱなしと言う……。
それでも何度か黄金期(40年代的?)に揺り戻そうとする集団無意識のような新イラストが何度か浮上してきましたが90年代に如実に変化が表面化したように感じます。(スタイルシートの更新年月と担当者が分かればより、ハッキリいえるのですが。)
90年代に入って一番変わったのは”ポップさ”を求めた縦長の目です。そもそも30年代までの黒目オールドスタイルの良さは誰しも認める物で、新作を作る際にもその良さをどうやって白目ミッキーに取り入れるかがテーマだったと見受けます。
その結果、横顔の時に描かれる縦長の目の比率を正面から見ても同じように描くように変わりました。これは黒目ミッキーの目の外形をそのまま白目の輪郭に生かす手法で、良い所取りのアレンジが完成していると思います。
しかし車のデザインが直線的なものと曲線的なものを往復するだけだと言うのと同じようにミッキーの顔も両極を往復するだけのようです。
『ファンタジア2000』で登場する新作画部分は縦長の目の比率は90年代のまま、目の位置は丸型だった旧時代の位置に配置してしまったのか”離れ目”のような印象を受けます。
この文章、あえて見返さずに書いているので再視聴したら的外れな意見を書いているかもしれません。
言うほど縦長の目でもなかったような気もうっすらします。
製作は別スタジオになりますが2000年代のビデオ新作やTVシリーズのTOON・ディズニー製ミッキーの一部に、見事な離れ目が現れるようになりました。この流れが続くならミッキー作画の流行は目離れなのかと……。
考えてみれば昨今の流行は50~60年代テイストのイラストが多く溢れているような気がします。モダンペッツのデザインのミッキーマウスもその流れに居るような気がします。(もっとも、チェブラーシカとか、その他もろもろの流行のテイストを受けていると言う方が正しいのかも。)
それで考えると最近のミッキーが50年代的な人間くさい顔として求められた結果なのかもしれないと納得する部分もあるのです。
しかし、個人的には離れ目ミッキーは嫌いです。
これから迎える節目で新たな変化、揺り戻しがあるとしたらどちらへ行くのでしょう。離れ目が進んで人間のような顔に拍車がかかるのか、それとも初期のよさを取り戻そうとするのか……。
80周年が楽しみなような怖いような。
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