上品な豚しゃぶ ― 2008年07月07日 19:58
PVC/ルーニー・テューンズ マッスル・ビーチ(1992)by Applause ― 2008年07月08日 08:43
たとえば今回のエントリー。一番最初の下書きは昨年秋。コレクションを整理して、これで全種だったと撮影していたのですが、先月になってタズを見つけ購入しました。そういえば、出てたっけねぇ。90年代前半は今のようにコンプリート病も重度ではなかったので、気に入ったものをつまんで買ってることが多いのでした。そして、後年になって“全て”を集めようとしたせいでコレクションにも記憶にも穴がある状態。
改めて考えると全て集める必要、責任なんて無いんですけどね。それを集めてしまうのがビョーキであり、コレクターのサガ。
バッグスはボクシングか、スパーリングなのか。関節を無視したポージングが功を奏して軽快かつ人を喰った動きを伝えています。
短編アニメとは偶然の一致でしょうが、同調しているあたり作品が根付いたアメリカの環境を感じます。(※誤記アリ、正解はコメント投稿を参照)
タズはレスリング。あまり面白みを感じないストレートな表現ですが、キャラクター性とのマッチングが面白味といったところでしょうか。
ダフィはウェイト・リフティング。もう、おいしい笑いを独り占めのデザインです。表情づけも素敵ですが、ウェイトがめり込んだ足の表現、ポージングが、すごくイイ!
キャラクターの性格を考えるとトレーニングをするきっかけも、おそらくバッグスへのライバル心が発端に思えます。想像するとドラマ性まで感じてしまうシチュエーション設計! (それだけ型にはまった行動原理を持っているってハナシなんですが。)
ポーキーは何かスポーツをした後にドリンクを飲んで一休み。
おとぼけキャラクターらしい、ほのぼのとしたムード。
コヨーテはウォークマンをしてジョッキング。ウォークマンの存在のせいか、どこか80年代らしい空気を残したデザインです。
本体刻印は全て
TM & (C)'92 Waner APPLAUSE(R) CHINA
全何種か、もはや自信持って言えない状態です。でも、これでヌケが無ければ……。
偏食な趣味の自覚に、うぇっぷ ― 2008年07月08日 20:44
うへぇ、ディズニーづくし。どんだけぇ~?
正直、自分が希望する方向意外に偏っているのを感じて「うぇぇぇええ」。アニメーション混合じゃなくて、パークオンリーってのも「うぇぇぇええ」。
この現場を見た人に対する言い訳。
「ディズニーランドは以前に比べて格段に好きになったけど……。 めぼしいアニメも見たし、ウォルトの仕事でしゃぶるものがだんだん少なくなってきたから。しゃぶるとまだまだ味が出るし。」
どんだけワガママな言い草だよ。
いやさ、ディズニーに偏ってる時点で既に自分は居心地悪い。藤子ファンであったり、ディズニーファンであったり、怪獣ファンであったり、映画ファンであったり、それぞれの気持ちはあるけど、ひとつの世界でヌカルミに足をとられてる人に“見られる”のがきっと嫌なんだろうなぁ、と自己分析。
自分自身は偏りの自覚はあるんだけど、それなりに栄養バランスとってるともりだかんね。
ちなみに「週刊マイディズニーランド」以外に同時に買った本、「ぞうのホートンひとだすけ(復刊)」<絵本>、「みんなの山 岳 7巻」<まんが>。
……あれ、偏ってるか……。
週刊マイ・ディズニーランド38冊目 ― 2008年07月09日 18:17
■ジオラマアイテム
・グラウンドベース(イノベンションズ)
・スペースマウンテン(エントランス)
■本誌記事
・アナハイム探訪「空飛ぶダンボ」
・キャラクター図鑑「野獣」
・ディズニー・ワークス「王様の剣」
キャラクター図鑑「野獣」。台詞の抜書き比率は小さいので、そんなに気になりません。流れもあるので、今回のまとめならOKな気もします。 でも、「名前:野獣=ビースト」は大間違い
野獣は名前がないキャラクター。ベルは野獣を“You(あなた)”と呼びかけ、家臣たちも名前では呼びません。“野獣(ビースト)”と呼ぶのは唯一、悪役ガストンだけ。ガストンの場合も“敵視”している上での呼びかけ。
最終的に本当の“野獣”が誰だか考えた場合、実は敵意を持ったガストンの方を指すのではないかと深読みできるようになっている部分、重要だと思うタイトルです。
ほぼ名無し王子はディズニーではありがちなパターン。便宜上、商品などで名前として扱われる通称はりますが、それを“名前”とするのはいかがなものでしょう。
ディズニーワークス「王様の剣」。自分にとっては、あまり得手な作品で無い分楽しめました……と言いたいけれど、これはヌルすぎるなぁ。
ウォルト・ディズニーの生前に公開されたという意味では最後の長編アニメーション。魔法使いマーリンのキャラクター作りには、こっそりウォルト・ディズニーのパーソナリティーを重ねていた(ビル・ピートの著書による)という、ウォルト自身にピントを合わせると見るべき点の多い作品だと思うんですよ。でも、それらはスルーかぁ……。正直、過去の作品のどのシーンが元になっているかはマニア2年生には楽しい情報かもしれません。でも、所詮それは焼き直し。根本を見つめない視点で解説されるなら、いつものパターンで原作との違いをまとめてくれるほうがナンボかいいと思いますよ。
つーか、きっとネットで見つけた情報を適当に編みこんでるモンタージュな文章なんだろうなぁ……。
さぁ、ガックリ放心せずにジオラマ・アイテムに行ってみよう!
左はグラウンドベース(イノベンション)。右側がスペースマウンテンのエントランス部分の建物。左の赤い看板がレストラン「ロケット・ピザポート」、真ん中はTDLでもおなじみ「ミクロ・オーディエンス(TDL和名:ミクロアドベンチャー!)」。発明家協会のエンブレムが細かに再現されています。
今更説明不要ですが、ここはヒット映画『ミクロキッズ』、続編『ジャイアント・ベビー』のアトラクション。
「ミクロ・オーディエンス」は英語タイトルとの差でわかりにくくなってますが、一作目が“Honey, I Shrunk the Kids (1989)/ハニー、子供たちを小さくしちゃったョ!”、2作目が“Honey I Blew Up the Kid (1992)/ハニー、赤ちゃんを大きくしちゃったョ!”(超訳)に続き、“Honey, I Shrunk the Audience(1994)/ハニー、観客を小さくしちゃったョ!”という、奥さんへの失敗の告白がタイトルになっているシリーズです。
日本では前述タイトルへ変更されてしまったので、面白みが伝わりづらくなってしまっていますが……。
(蛇足ですがアニメファンは1作目のオープニング・アニメ、怪獣ファンは2作目の巨大化した赤ん坊による破壊が必見。)
スペースマウンテンの入り口は「ピザポート」と「ミクロ」の間にある塔の建った部分。
これまでのトゥモローランドを組み立てるとこんな感じ。
5号、7号のスペースマウンテン、36号ベースボード、37号スターツアーズ
トゥモローランドらしい風景に仕上がってきています。
ディフォルメで寸詰まりな分、ゆったりした空間の使い方が伝わらない点だけが残念ですが、それは贅沢の言いすぎでしょう。これからが楽しみ。
次号は既にエントリー済みの箱号(苦笑)。第39号はベースボード(D)、オーロラ姫。
PEZ/ミッキーマウス(クラブハウス版) ~ミッキーがリニューアル ― 2008年07月10日 14:49
スーパーマーケットで何の気なしに見たミッキーマスウスのペッツ。なんとなく違和感が沸き起こる。ああ、これはリニューアルしていると早速購入。今までの比べてみたら一目瞭然でした。
(XTREME Mickey):(C)Disney U.S.PATENT: 4.966.305 MIC 1 MADE IN HUNGARY |
(NEW 2008):(C)Disney U.S.PATENT: 5.984.265 MIC 6 |
(1997):(C)Disney U.S.PATENT: 4.966.305 MIC 1 |
('90s):(C)Disney U.S.PATENT: 4.966.305 MIC 1 |
('90s):(C)Disney U.S.PATENT: 4.966.305 MIC 6 MADE IN CHINA |
('80s):(C)WALT DISNEY PRODUCTION U.S.PATENT: 3.942.683 W/F MIC 6 MADE IN HONG KONG |
[※2009/09/28画像差替]
週刊マイ・ディズニーランド40冊目 ― 2008年07月11日 13:26
でも、まだ半分も来てないんだなぁ!
とは言え、ずいぶん形になってきた印象。
■ジオラマアイテム
・オブサーバトロン
■本誌記事
・アナハイム探訪「ピーターパン空の旅」
・キャラクター図鑑「バンビ」
・ディズニー・ワークス「トレジャー・プラネット」
キャラクター図鑑「バンビ」はまたも台詞の抜書き号。本文の大半が劇中の行動や台詞をただ抜き書くスタイル。それで納得できる発見が書かれているのかと言えば、べーつにぃ~。
本は完全にハズレ号。アナハイム探訪が平均点で、ヌルくても及第点がディズニー・ワークス。キャラクター図鑑が赤点。
ジオラマアイテムはオブサーバトロン。
「オブサーバトロン」なんですが、「オブザーバトロン」じゃないんだ。改めて前号の予告から、今号の表記を見返しても統一されているので「サ」が正解らしい。でも、英語表記は「Observertron」は意味合いで区切れば「Observer-tron(超訳:未来的に監視する者)」ですよね。普通“オブザーバー”とは言うけど、“オブサーバー”なんてカタカナで表記するかな。
トロンを未来的と超訳するのもナンですがディズニー映画『トロン』の存在を加味すると、そんなイメージではないかと。そもそも『トロン』は造語で語源は諸説あるようですが、このアトラクションに関してはユルく、そんなイメージだと思います。
昔は上に乗り物があって「アストロオービター」と丸かぶりのアトラクションがあったようです。
未来をテーマにしているのに古くさい印象があるということでトゥモローランド全体がリニューアルした80-90年代。(そのリニューアルを指揮していたのは悪名高きア×ズナーだった記憶が……うろ覚え。)おそらくアストロオービターの、もっと未来型を目指したものだと思うんですが結局は表層のバージョンアップ。ゼロから作り上げたものにはかなわないといった印象。
結局、本家のアストロオービターのリニューアルもあって現在はオブサーバトロンはアトラクションの運営を止めて、飾りの建物になってしまっているようです。
未来世界なのに、会社の歴史の遺物になってるって気が。
今回のアイテム、天文台を意識した造形のオブサーバトロンの実物どおり、アンテナ部分が回転させられます。(アンテナを閉じた形態で再現しているのが残念!)
昔、アトラクション部分だった中央の部分も回転させられます。
スペースマウンテン側との位置関係はこんな雰囲気。景色全体が楽しめるようになってきて、嬉しい。
次号はグラウンドベース(トゥモローランド)、ヤシの木、バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(ライド)。
着実に仕上がるトゥモローランドは嬉しいけど、またも板がメインのアソート。う~ん。
Candy heads / Mr.ポテト・ヘッド(1996) ― 2008年07月12日 07:06
本体刻印: (C)1996
HASBRO.INC
R.I.028662
ALL. RIGHTS
RESERVED
MADE IN CHINA
年号が96年なので、ばっちりトイストーリーで人気を獲得してからの商品ということでしょう。注目すべきはコピーライトにディズニーの名が無い部分。
確かにキャラクターの元ネタは玩具ですが、カラーリングやパーツはあきらかに映画を模していて、現在ならば確実にディズニーが名を連ねそう。こういうケースは珍しいのでライセンス形態が確定する前時代の産物かもしれません。
キャンディヘッドに“ポテトヘッド”がラインナップされるという韻律にピンと来てしまう、キャンディケースです。
開閉部分は足の付け根。体全体が“顔”なので、純粋に「ポテトヘッド」のミニチュアとして楽しめるのが、オツ。
残念ながら顔を組み替える遊びは出来ませんが、せめてラムネを食べて自分のほほを落としてみましょうか。
……あんまり美味しい食べ物じゃないから落ちないか……(汗)。
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