セバスチャン(from 『リトルマーメイド』)のよさを力説してみる ― 2005年11月17日 06:09
そんな中でも、大人になってからのほぼ最初にハマったのが「リトルマーメイド」に登場したセバスチャン。フルネーム“ホレーショ・フェロニアス・イグネシアス・セバスチャン”。(※日本語吹き替えでは“ホレーショ・イグネシアス・カニチャン・セバスチャン”)
前年、「オリバー ニューヨーク子猫物語」は作品・物語のファンと言う傾向だったのに、このときはセバスチャンのキャラクター性に強く惹かれました。
「ピノキオ」のこおろぎ”ジミニー・クリケット”の系譜にあたる、ディズニー伝統のサイドキックス。皇室の執事的役割もする音楽家(音楽カニ)。おてんば娘のアリエルの行動に振り回され、ぼやきながらも最後までついていってしまうお人好しな面がまた良い。
なんと言っても声を担当したサミュエル・E・ライトの黒人らしい低音が魅力的。アカデミーで主題歌賞を受賞した一端を担ってると言ってもいい。(もちろんアリエル役のジョディ・ベンソンも素晴らしいのだけど。)
日本で露出する機会は少なかったけれど、サミュエル・Eライトはジミニーを担当したクリフ・エドワードのように、ディズニーのテレビ番組で歌を披露する機会が多かった。それはまるで「僕らの時代の新しいジミニー」の印象を与えてくれた。
ディズニー新世紀をリアルタイムで体感した者にとってセバスチャンはとっても特別で忘れがたいキャラクターです。
リバイバルされるたびに増殖するコレクションは置き場に苦労するほどに成長してしまいました。
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コメント
_ 質問 ― 2007年11月27日 17:53
_ しらいしろう ― 2007年11月28日 20:06
カリブ海だったと記憶しています。
役どころがカニになった経緯、H・アーシュマンが自分を重ねていたバックグラウンドなど、興味深い内容のメイキングが現在発売中のDVDプラチナorスペシャル・エディションに収録されています。
興味ありましたら、お勧め素材のです。
_ しらいしろう ― 2008年08月12日 02:18
原作の『人魚姫』は北欧を舞台としていますが、『リトル・マーメイド-人魚姫-』では冷たい海より明るく開放的な海になるように舞台を地中海に変更しています。(エリック王子の城は地中海風の建築様式だそうです。)
おそらく「出身:地中海」の説はこの話と混同していると思われます。
セバスチャンは劇中台詞で具体的な出身地の発言は無かったと思います。(TVシリーズ含)
当初、執事と言う役回りでセバスチャンはイギリス英語を予定していたようですが完成版を聞いてのとおり、変更されています。カリプソの音楽の「アンダー・ザ・シー」のイメージ含め、カリブ海出身と言う話は至極納得です。当時の記事で読んだ設定だと記憶しているのですが出典はおぼろげです。
_ しらいしろう ― 2008年10月25日 22:21
現在発売中で手に出来るソースとして講談社刊「ディズニーアニメーション大全集」(ISBN-978-4-06-324023-8 定価2100円)があります。
掲載の「ハワード・アシュマンとアラン・メンケン/柳生すみまろ・寄稿」参照。信用できない方はそちらへ。
_ 檜 ― 2015年12月02日 20:08
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