夢は時間を裏切らない ……世間は裏切らない? ― 2006年11月01日 02:50

人気デュオ「CHEMISTRY
「 夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない 」というサビが、「 銀河鉄道999 」(小学館刊)の第21巻
「 時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない 」というフレーズに「 そっくりだ 」と主張、無断借用ではないかと講義していました。 26日の記事からすると現在は収束しているようです。
◆松本零士氏、槙原敬之に歌詞パクられた[2006年10月18日]
◆松本零士さん、槙原敬之の盗作騒動収束へ[2006年10月26日]
◆盗作騒動に「作者同士で話し合って」…ゴダイゴ7年ぶりツアー[2006年10月27日]
とかく世間は”パクリ”ネタが好きなのか、一般生活の中でも話題にされることが多くなった印象です。しかし、「盗作」ではなく、わざわざ”パクリ”って表現を新聞まで使うなんて変わったもんです。
『ドテラマン(1986)』『とんでブーリン(1994)』は大きく語られた印象がありません。『ライオンキング(1994)』は報道的に転機だったような気がします。他に印象的なのは『アトランティス 失われた帝国(2001)』、最近の『ゲド戦記(2006)』の「テルーの唄
報道で扱われる周辺情報が既に編集された偏った情報であるのに、報道だけを見て結論を決め付けてしまう人がなんと多いことか。クリエイターでないと言う一般的な立ち位置との違いは重々承知の上でも、その隔たりは毎回脱力します。
それぞれケースは色々ですが今回の報道で情報操作的な印象を受けたのは松本零士さんの主張の出典を単行本の巻数だけで表示していたこと。発表年度の方が重要だと思うのだけど、多くは少年キングで連載された第一シリーズの『銀河鉄道999』を含む形で、あたかも1977年からの連載作品、1980年代のブーム時に含まれるような誤解を与える表現に悪意を感じました。
問題になっているフレーズは1996年開始の小学館版の連載作品に登場。映画化もされて似たフレーズが映画主題歌『Brave Love ~ Galaxy Express 999』(歌・編曲:THE ALFEE、作詞・作曲:高見沢俊彦) にも登場しているらしい。
96年以降の新シリーズは評判も世間の浸透度もイマイチな印象を個人的に持っています。映画も不入りだったし。槙原敬之さんの世代的なことを考えても知らなかったと言う話に不思議はないです。報道の偏りから世間の反応も偏るかと思いきやそれ以前の多くの冷淡な意見に驚きました。
今回は情報の偏りよりも当事者達への無関心ともいう雰囲気が色濃くて、オフラインの世界では「大人気ない」とか抗議に対しての疑問も多く聞きました。 それらの意見にある程度同調できると同時に、作家として自作にこだわりを強く感じていることを見て取れて、自分は関心もしていました。そんな意見は少数のようです。確かに表現の独自性をいうには難しいフレーズだと自分も思います。
下書き期間が長くてすっかり旬を逃した話題です。
当たり前の事を言ってるミッキー吉野さんが一番印象に残りました。
>ミッキー吉野(54)は「誰にも影響されないということはない」と自論を語った。
明治チューイングガム「トムとジェリー」(1993) ― 2006年11月02日 07:04
中の包み紙は間違い探しのゲームつき。かなり荒い印刷が今となってはレトロなムードを感じます。
この商品に使われている絵は全て描き下ろしのようです。クレジットがないので筆者は分からないのですが銀行ノベルティや同時期、小学館の『幼稚園』で連載されていた日本オリジナルのマンガ版「トムとジェリー」(木村光男さん筆1992年7月号~95年3月号)を彷彿します。
日本ならではのほのぼのテイストを感じます。
SEGA『カーズ 携帯ストラップ』全5種+『カーズ ソフトマスコット』全5種 ― 2006年11月03日 01:38


映画公開日近辺にアミューズメントパーク(ゲームセンター)で見たものの、金銭的な理由で「僕は見なかった!」と叫び、通り過ぎていた『カーズ 携帯ストラップ』。
また、定番の展開としてフィギュアのみの同時リリースがあるので、そちらでそろえる予定にしていたのです。調べてみれば予想通り、『カーズ ソフトマスコット』という名称でリリース予定を見つけました。しかし店頭では全くというほど見かけず、数ヶ月が経過。気がつけばDVD発売直前。こりゃダメだな、と諦めかけていたところに『ストラップ』を再発見。店頭在庫もきっと少ないと思い、チャレンジ。
マスコットのサイズは約3cm。既に集めているプチトイズ『カーズ』と同イメージですが、このアイテムの特筆すべきは目にレンチキュラー加工を施し、角度に寄って表情を変えるところ。小指みたいな大きさのサイズにこの機構を入れようというこだわり、意気込みはスゴイです。 マスコット・フィギュアに道路標識をイメージしたそれぞれのキャラクターのプレートがついてます。

ヒートンがついているけれど、造形物としては手に入ったから、満足と思ったのに、翌日には別のところで『ソフトマスコット』を発見。タイミング悪っ。

いや、さすがに本体が小さいからヒートン穴も目立つし、できるなら穴ない方が良い。ストラップはストラップとして使いたいという理由で結局こちらもゲームにチャレンジ。

ふだん、この手の豆フィギュアはシャベルですくうタイプのゲーム機に入れられることが多いのですが、セットを組んでパック状態のものを落とすようにセッティングされていて幸い、最小限の出費でそろえることが出来ました。むしろ、ストラップにチャンレンジしない方が良かったナァ。
出会いの順番やタイミングは悪かったものの、造形的には満足。目だけでなくステアリングもそれぞれ表情が付けてあるのがこだわりを感じます。ドック・ハドソンは特に意味があって良い! メーターの後部タイヤもきちんと二重になっててエライ。
主人公のマックィーンはかなり塗装が省略されてしまっているのが残念だけど、シリーズ全体で見ればかなり楽しいマイクロフィギュアです。
ローガン・グレイが忍びよる ― 2006年11月04日 05:17

「老眼の始まりじゃないの?」といわれショック!
そういえば、最近とくに老けた。
夏のウルトラマンのイベントの写真など、自分の写真を改めて見る機会、自分を自分と認識するのが一瞬遅れてます。あ、オッサンがいると思うとそれが自分な訳です。
一重だった目も視力低下で疲れが出た二重、三重になり”お疲れ目”だし、中年太りで体型はオッサンだし。自分が思う以上に老けてる。ショック!
で、そんなネタでいたずら描きしてエントリーを用意していたのに、さらに昨日ヒゲの一部分が白髪になってると指摘されてしまいました。
20代末から鼻毛に白髪があるのは自覚していたけれど見える部分に白髪が出てたのは自覚してませんでした。ショック!
ローガン・グレイのタイトルは人名ではありません。老眼・白髪ちゅー意味です。

クリスマスオーナメント/グリンチとマックス『グリンチ』 ― 2006年11月04日 23:31
クリスマスオーナメントもこれからたくさん見かけることになるのでしょう。
画像の品は1999年の旅行で米フロリダ『ユニバーサル・スタジオ・エスケープ』へ入ったときに購入したクリスマスオーナメント。パーク内にはDr.スースの作品をテーマにしたゾーン『スース・ランディング』があり、人気の高さと文化的に根付いている空気を体感させられました。幻想的な空間はファンならずとも楽しめます。
もちろんオリジナルのお土産物開発もされています。ファンならば相当出費が必要な場所です。そんな空間で一番気に入ったのがこれ。樹脂製で壊れの心配があったので持ち帰りに注意を払って扱いました。
マックスにトナカイのツノをつけるおなじみのシーンを再現した繊細な造形。結んでいる毛糸は樹脂ではなく太目の糸を使って表現されています。レインボーカラーのラメを加工された雪の輝きも目を見張ります。
独特の”u”の字型の瞳が再現されているのもツボです。
(アニメとの中間イメージのようなバランスですが)何よりもアニメやマペット版などではなく原作版の商品というところが最大の魅力です。
▼クリスマスオーナメント関連エントリー
トレード多謝!「ファーザー・クリスマス1997」 ― 2005年12月24日
トレード多謝、「ファーザー・クリスマス2000」 ― 2005年12月20日
高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス2005”愛を届けるサンタさん”」
― 2005年12月06日
高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス2003」 ― 2005年12月05日
高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス2002」 ― 2005年12月04日
高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス2001」 ― 2005年12月03日
高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス1999」 ― 2005年12月02日
高島屋チャリティ・オーナメント「ファーザー・クリスマス1998」 ― 2005年12月01日
小さいにもほどがある!ハービーオーナメント2005 byホールマーク ― 2005年09月27日
オーナメント/「ハービー」ミニカーbyホールマーク [2005年06月25日(土)]
オーナメント/ポーラーエクスプレス [2005年03月04日(金)]
オーナメント/高島屋チャリティサンタ2004 [2004年12月14日(火)]
コカコーラ・クリスマスオーナメント/ディズニー…更に12リットル? [2004年12月11日(土)]
原作『グリンチ/How The GRINCH STOLE Christmas!』― 2006年12月?日
『グリンチ/How The GRINCH STOLE Christmas!』(チャック・ジョーンズ版)― 2006年?月?日
ぬいぐるみ『グリンチ/How The GRINCH STOLE Christmas!』by Hallmark (1998)― 2006年?月?日
クリスマスオーナメント/グリンチとマックス『グリンチ』 ― 2006年11月04日
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』はどうやって『グリンチ』を盗んだか ― 2006年10月31日
上野東宝劇場の写真 ― 2006年11月05日 05:28

写真は上野駅前にあった「上野東宝劇場」「上野宝塚劇場」の写真です。実家に近い立地だったので小学生の頃、毎年春の映画ドラえもんを見に行く劇場と言えばここでした。第一作『のび太の恐竜』を見たのもここで、あの紙帽子をかぶり藤子先生の舞台挨拶を迎えました。初めて生で両先生を見た瞬間として脳裏に刻んでいます。
写真は見ての通り、F先生の遺作である1997年春の『のび太とねじ巻き都市冒険記』公開時です。何かが終わる苦さを味わった切ないときでした。
今年の春、リメイク版である『のび太の恐竜2006』をこの劇場で見ることが出来たら良かったのにと思い出した次第です。
閉館は3年前の2003年。
現在は飲食店のビルとして営業しています。
■上野東宝劇場・上野宝塚劇場閉館および跡地再開発について
2003年7月1日 東宝株式会社
アンにもハマる ― 2006年11月06日 05:00

ハイジと同じく本放映時の記憶はほぼなくて、視聴体制の記憶で一番濃いのはアシスタント先のM先生が朝の再放送をベータのテープで録画していた姿。あの時は朝もやのかかった脳みそで、作中の記憶は何も残らなかった。
それに引き換え、今の熱心なこと。
先月の後半は約二週間放送休止していてじれったい思いもあったのですが、最終回までの楽しめる期間が延びたとプラスに思ってます。
有名な数々のエピソードが出てくると「キター!」って感じで盛り上がってます。
先週、大爆笑だったのはお客様に出したケーキに痛み止めの薬を入れてしまってとんでもない味になるくだり。まだ放送は折り返し地点の手前です。
楽しみがたくさん残っていて嬉しいです。


しかし、本と言い食玩と言い意外と以前から買っていることに我ながら驚き。特に『NEWTYPE Illustrated Collection/ 赤毛のアン』角川書店刊(1992年)は買っといてくれてありがとう、過去の自分!
いやさ、そのような先物買いしているから荷物の山の狭間に寝起きする結果になってるのだけど、それは気づかないでおこう。
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